ニコレットで禁煙を始めよう

ニコレットを使って禁煙を始めてみましょう。ニコレットには貼るタイプの薬剤とガムタイプの2種類があります。どちらも禁煙補助剤ですので、自分に合ったタイプをお使いください。では、ニコレットにはどのような効果があるのか説明していきます。

ニコレットの画像

ニコレットで禁煙プログラムを作る

現在禁煙を行う際の手段として挙げられ易いのがニコレットを使った禁煙プログラムです。
ではこの禁煙プログラムをどうやって行っていくのかというと、それには2つの事前準備が必要となります。
1つは当然ニコレットガムを用意する事なのですが、もう1つは禁煙プログラムを行うにあたって大変重要な物である絶対禁煙するという意志を固める事となっています。
これが何故重要なのか説明すると、それは煙草を止められない大きな理由のニコチン依存症という薬物依存症にあります。
このニコチン依存症は身体的にも心理的にも依存していく事になる症状なのですが、通常は禁煙等でニコチンが抜けるに従いイライラや集中困難等のニコチン離脱症状も引き起こしてしまいます。
ニコレットにはこのニコチン離脱症状等の身体的依存から来る症状を和らげる効果があり、これによって依存症に勝つかどうかの最後の決め手が本人の強い意志となるのです。
これ等の禁煙プログラムを行っていく為の準備が出来たらさっそく行っていく事になるのですが、この禁煙プログラムの内容は禁煙開始日から吸いたいと思った時に、ニコレット1個を30分~60分間掛けて噛んでいく行為を行っていく単純な物となっています。
この行動を吸いたいと思った時の度に行っていき、煙草を吸いたいと思う回数を段階的に減らしていく事で煙草を止めて行く事になるのです。
しかし前述のニコチン離脱症状は1日に吸う本数が多くなる毎に症状が重くなる物となっていて、この重さの度合いによって治るまでの期間及び禁煙プログラムに必要なニコレットの数が変わっていく事になります。
そのプログラム期間と必要ニコレット数は目安として20本以下と21~30本、31本以上で変化していく事となり、それぞれの内訳としては20本以下の場合は約8週で5~10個、21~30本の場合は約10週で10~19個、31本以上の場合は19~31個となっています。

ニコレットの貼るタイプとガムタイプの効果の違い

ニコレットは禁煙補助剤として知られる医薬品で、禁煙外来や薬局などで手に入れることが出来ます。
ニコレットによる禁煙補助の仕組みとしては、禁煙することが出来ない原因であるニコチン中毒を軽減していくというものです。
タバコにはニコチンが含まれており、このニコチンを摂取することで気分が落ち着くといった作用を得られます。
しかし、これはニコチンが体内に留まっている間だけで、ニコチンが抜けることで気分が落ち着かなくなったりイライラしたりします。
再びタバコを吸うことで、気分が落ち着きますが、悪循環に陥り結果、タバコが手放せない状態になります。
ニコレットではニコチンの濃度を少しずつ減らしていくことを目的としたものになります。
いずれの場合もまずはタバコを吸わないようにするため、ガムタイプや貼るタイプとなっており、これらをタバコによるニコチン摂取と置き換え、ニコチンの摂取量を減らして行き禁煙を達成させるという仕組みになります。
このためガムタイプも貼るタイプも禁煙を目指す方法は同じです。
ガムタイプのメリットとしては口元の寂しさを紛らわすことができるという点で、また1日に使用する個数を自己調整することができるので、イライラが出始めたら噛むことができます。
また腔内からニコチンが摂取されるので、汗をかいたりする場合でもニコチンを摂取できます。
一方で貼るタイプは1日1回1枚を貼るといったもので、ガムと異なり摂取するのが自由ではない点です。
メリットとしては貼るタイプでは周囲に目立たないという点で、ガムを噛むようなことができない環境で働いている場合やガムを噛むことができない人には有効な手段といえます。
いずれにしてもニコレットで禁煙を達成するためにはタバコを止めたいという意思がポイントになります。

ニコレットと喫煙は可能?

タバコの煙には、発がん物質のタールをはじめとして有害な化学物質を100種類以上も含有しているので、健康に対しては深刻な悪影響を及ぼしてしまいます。
しかも、煙は周囲に拡散するので、その被害は喫煙者だけにとどまるわけではありません。
このために、現在では病院や駅のホームなどの公共施設の大部分は、終日禁煙が実施されています。
しかし、タバコにはニコチンという非常に強い中毒性を持つ物質が含まれているので、喫煙者が禁煙に成功するのは容易ではありません。
そこで考案されたのが、ニコチンをタバコ以外の方法で補給するというニコチン置換療法です。
ニコレットは、ニコチン置換療法の理念により開発された禁煙グッズで、口腔粘膜からニコチンを補給するという使用法です。
これにより、ニコチンの禁断症状に苦しむことなく、タバコから離れることが可能となります。
つまり、タールなどの有害物質による影響を受けなくなるので、タバコからニコレットに移行した時点で健康にはメリットがあります。
さらに、口腔粘膜からのニコチンの吸収は肺から吸い込むよりも脳内のレセプターに到達するまでに時間がかかるので、中毒書状が緩和されることになります。
このために、少しずつ量を減らしていくことにより、最終的にはニコチンからも卒業することができます。
なお、ニコチンは発がん物質ではありませんが、血管を収縮する作用があるなどの健康に対しての悪影響があります。
このために、ニコレットの1日当たりの個数は制限されており、24個までに決められています。
また、ニコレットの使用中の喫煙も禁止されています。
これは、ニコチンの摂取量が多くなってしまうだけではなく、タールなどの有害物質から離れるというニコチン置換療法の理念から外れてしまうからです。